一覧図解で読む物語の世界(古事記編)

知的好奇心あふれる世界の 複雑化した話を紐解き 図解でまとめます

「図解でまとめる技術」を活用した、工学系男子による、新たな学びの方法の研究サイト

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「考える」ということを考える

▮「忘れる」ということ かつて「覚える」ことは、わたしの得意技のひとつでした。しかし、年齢を重ねるとともに、「忘れる」ことが上回るようになってきたのです。意識的に「覚える」技術に磨きをかけても、いつのまにか「忘れる」技術が高まってきてしまい…

天の岩戸からスサノウ追放まで

天の岩戸(あまのいわと)の話については、誰もが、一度は聞いたことがある物語でしょう。ネットで調べると、その数の多さに驚きます。詳細については、ネットで見ていただくとして、ここでは、ざっくり解説します。 誓契(うけひ)での勝負に、勝ったつもり…

ニニギ尊(みこと)の誕生

▮誓約(うけひ、うけい)の意味するところとは? 古事記における「イザナ岐の禊(みそぎ)」が、その後の展開に大きくかかわる出来事とはいうものの、あまり目立ってはいないですが、その後の「誓約」(うけひ、うけい)が、私見ですが、一番大きなヤマのよ…

【忙中閑話】人生を楽しく生きる「よかった思考法」を思いついた

小泉純一郎という政治家がいます。彼が首相の時代、時おり政治を離れオペラをはじめいろいろな舞台を見に行く、というニュースがよく流れていました。そんなニュースを見ながら、彼が当たり前に発する文言に、「あれっ?なんか変だな。」と感じることが、し…

古代日本の書物と西洋の経典

538年ころ、第29代欽明天皇の時代、西の方から、多くの仏教の経典や仏具が伝来しました。この時、仏教派の蘇我稲目は、神道派の物部氏と争いつつも、仏教を受け入れたわけですが、仏教伝来に関しては、漢字の伝来も含め、ネットに数多く掲載されているので、…