一覧図解で読む物語の世界(古事記編)

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古事記は「ジ」の字で忘れよう

古事記は、上・中・下の三巻に分類されますが、イザナ岐、イザナ美の話は、上巻の序章に過ぎません。この後の展開を混乱しないよう、古事記の一覧図を掲載します。一覧図といっても、上・中のあたりまでです。最後の推古天皇まで1枚の中に収めることは可能ですが、、、、どうも、そこまでの根性がないようで。

とにかく、部分的であっても、これを紐解いてシナリオを構成しなければ、とてもではないですが、覚えられません (_ _。)

 

この一覧図は、煩雑で見にくいものの、古事記の逸話(部分)を紐解いていくにつれ、全体の姿が見えてくるンだと思うンです(多分ですが)。

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この古事記の一覧図は、上巻(イワレヒコまで)を中心に、中巻(神武天皇から応神天皇)のヤマトタケルの東征の逸話を組み入れました。中巻から下巻(仁徳天皇から推古天皇)にかけては、弥生時代から古墳時代のつなぎ目でもあり、邪馬台国もからんでくることから、天皇を中心に紐解くのが順当のような気がいたします。

 

それにしても、この一覧図では、一時的に覚えられても、忘れること、そして想い出すことができません。そこで、忘れるための一つの絵文字として考えた場合、古事記は「ジ」という文字で、表現できました。

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この「ジ」を想い出すことにより、ひとつひとつの物語が浮かび上がってくれば、しめたものです。しかし、時間もなく、ざっとした概略を話す際には、この「ジ」程度の話(あらすじ)で、なんとなくわかるようにも思います。

 

ただ、この図は、これから勉強を始める方々に、少しは参考になっても、長い目でみると役に立たないでしょうね。なぜかとかといいますと、この図は、本人が研究や勉強を実践した結果であり、いうなれば、その残骸のようなものですから。

 

他人が勉強したノートを見たところで、表面的に知った気になるだけ。

まぁ、それでもいいのですがヽ(;´ω`)ノ


とはいえ、どうせなら、このブログで理解してしまいましょう。ポイントは、ひととり理解した後、「忘れる」ことなんです。これまでは、「忘れてはいけない!」と教えてられてきたので、忘れることに、罪悪感さえ感じたこともありました( ̄_ ̄ i)。

 

問題は「忘れる」ことではなく、「想い出せない」こと。
ですので、いつでも想い出せれば、忘れたって、いいじゃぁないですか(*^ー^)ノ。

古事記の場合、私の記憶の中には「ジ」の文字しかありません。その他の情報は、脳の潜在意識の中に入っていますから、それをいもづる式に引っ張り出すだけなんですね。どうしても思い出せなければ、この図をみればいい、ってわけです(* ̄Oノ ̄*)。